2014年・欧州五大リーグで台頭する若手GK Top5


アルフォンス アレオラ,ティモ・ホーン,ルイス・カリウスなど 2014年シーズンに欧州五大リーグで活躍した若手Top5 キーパー編。


 2014年も残り短くなり、いよいよ折り返し地点に差し掛かろうとしているヨーロッパ各国のサッカーリー グ。おおよそはクリスマスを境に、ウイン ターブレーク期間として数週間の休みに入る。ここまで選手たちは多くの試合をこなしてきたが、その中には着実に出場機会を得ている若手選手たちが居て、更に その中で立派な成績を残している選手も少数いる。そんな若手選手たちについて

今回は2014-15年シーズン開幕からウインターブレーク付近まで(だいたいシーズン半分)の期間でヨーロッパの中でも規模の大きい5つのリーグの中で
イングランドプレミアリーグ
スペインリーガエスパニョーラ
ドイツブンデスリーガ
 イタリアセリエA
フランスリーグ1


①ここまでしっかり試合に出て
特に今シーズン台頭し、目立った活躍を見せている

22歳以下の若手GKTOP5を独自に選出。

※成績はリーグ戦のもの
パフォーマンスデータ参照:
transfermarkt.co.uk 
soccerway.com

※既に台頭していると思う若手
・ディボ・クルトゥワ
・ベルント・レノ
は選考外。


5位 アルフォンス・アレオラ Alphonse Areola 19歳 フランス


バスティア(リーグ1)(PSGからのレンタル)
17試合出場 22失点 5クリーンシート

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正GKとしてU20ワールドカップの優秀経験があるPSGそしてフランス期待の星は、昨シーズンにレンタル先のフランス2部・ランスでしっかりと実績を残し、その結果今季はリーグ1チームへのレンタルと一つ上の舞台でチャンスをもらい、経験を積んでいる


4位 ティモ・ホーン Timo horn  21歳 ドイツ



ケルン(ドイツブンデス)
14試合出場 20失点 5クリーンシート

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2012年からの2シーズン2部にいたケルンで、若くして正守護神を勝ち取り、特に2013-14年シーズンはリーグ最少失点でのドイツ1部に昇格に貢献した一人だった。
そして2014-15も正GKとして、2部での勢いをそのままキープし序盤戦で4試合連続クリーンシートを達成。シーズン序盤の大きなサプライズになった。
・Is Koln's Timo Horn Bundesliga's Next Great German Goalkeeper?
ティモ・ホーンはブンデスリーガの次なる大物ドイツ人GKか?
2014年9月26日 http://bleacherreport.com/articles/2210655-is-kolns-timo-horn-bundesligas-next-great-german-goalkeeper
だが、最近はチームとともに自身も調子が下り坂で、ウインターブレーク後の巻き返しに期待がかかる。


3位 マルコ・スポルティエッロ Marco Sportiello

 22歳 イタリア



アタランタ(セリエA) 
14試合出場  15失点 5クリーンシート

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ほんの数年前までイタリア3部へのレンタル暮らしをしていた選手が、今シーズンから開幕から正GKとしてセリエAに本格的に初チャレンジ中。
反応の良さを生かしての至近距離のシュートセーブ・PK阻止で目立っている選手で、失点数の少なさはトップリーグ挑戦一年目としては十分すぎる記録を残していて、数多くいるイタリアの次世代GK候補に突如名乗りを上げている
伸びしろはどの位あるのかは未知数だが、かなり気になる存在。


位 ロリス・カリウス Loris Karius 

21歳 ドイツ



マインツ(ドイツブンデスリーガ)
14試合出場 20失点 4クリーンシート

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トップチームでの出場はなかったが、過去にはマンチェスターシティの下部組織に在籍し、2012年に母国リーグに戻ってきた経歴を持つ。
ドイツでは2013年シーズンにブンデスリーガデビューを果たし、2シーズン目となる今季は得点ランク上位につける岡崎慎司らとともにチームを支える中心選手として21歳ながら全試合に出場中で、マインツの試合を観るときは彼もぜひ必見。
 アンダー代表ではテア・シュテーゲン(バルセロナ)のやベルント・レノ(レヴァークーゼン)らと正GKの座を争う存在で、今シーズンの活躍次第では彼らを出し抜けられる。


 

 

 マッティア ペリン  Mattia Perin 

22歳 イタリア



ジェノア(セリエA)
14試合出場  12失点 5クリーンシート

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 昨シーズンから正GKの位置を確保し、EURO2016予選を戦うA代表に招集されている、なびくロングヘアーが印象的なイタリアの超有望株は、2014-15年シーズン、ユベントス戦やミラン戦でのクリーンシートに代表されるように前評判どおりの活躍を見せていて、この調子をこのままキープできたなら、シーズンが終わるころには一つ上のレベルへのステップアップが期待できそうな、イタリアは勿論ヨーロッパで今シーズン最もホットな若手GKの一人。










こうしてみるとフランス、イタリア、ドイツの三国のリーグは若手GKが割って入って活躍できる余地があり、スペイン、イングランドではそれが余りなく、また、そんな中でイングランド・チェルシーで正守護神争いをしているディボ・クルトゥワはこの世代(U22) では頭一つどころではないとびぬけた存在だといえる。


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