南米の若手最強チームが決定 スダメリカーノU20が閉幕  優勝したのは?


南米の若手最強チームが決定 スダメリカーノU20が閉幕  優勝したのは?


南米ウルグアイで1月上旬から始まった、20歳以下の南米ナショナルチーム最強を決める大会、スダメリカーノU20はすべての日程を消化し、ついに閉幕。

南米予選と同じくグループリーグで優勝を争う形式である
今大会は王者が最後の最後までわからない、白熱した展開になっていた。

ちなみに優勝を争っていたのは開催国ウルグアイアルゼンチン
アルゼンチンは大会得点ランクトップのジョバンニ・シメオネやアトレティコマドリー内定のアンヘル・コレア、レアルマドリーが注目するGKアウグスト・バタージャを擁し
ウルグアイも期待の大型FWガストン・ペレイロや17歳のワンダーキッドロドリゴ・アマラルをはじめとする優秀なアタッカーを多く抱え、共に上位を走ってきた2チームは最終節の2月8日に対決。

この試合は前半に両者ともに一点ずつ得点を奪って以降、均衡状態が続いていたところに、後半80分、アルゼンチンのキープレーヤーのアンヘル・コレアが目の覚めるような個人技の光る技ありゴールを決めこれを破る。

そしてアルゼンチンのGKアウグスト・バタージャのスーパーセーブといったアルゼンチンの堅守もあって、このリードを最後まで守り切ったアルゼンチンが2-1で勝利し、軍配が上がった。



また、ここで勝ち点を手にした結果、アルゼンチンがウルグアイを振り切り、見事南米の若手最強チームの座を手にしている。



最終的な順位は以下の通り

ちなみに 4位までは2015年U20W杯の出場権獲得。
2位は+2016年リオ五輪のプレーオフ権を獲得。
そして1位は+2016年リオ五輪の出場権を獲得。




1位アルゼンチン
2位コロンビア
3位ウルグアイ
4位ブラジル
5位ペルー
6位パラグアイ


大会チーム最多の24ゴールと圧倒的な攻撃力を誇り、得点王ジョバンニ・シメオネを擁したアルゼンチンが5大会ぶりの優勝。
大会最少失点タイの堅守を維持した前回王者のコロンビアは連覇とはならなかったものの、2位に入り、前回に続き実績を残した。 
アルゼンチンに次ぎチーム15ゴールを挙げた開催国ウルグアイは、最終節での敗北から最後の最後にコロンビアに抜かれ、3位という結果に。

そして大会最多優勝回数を誇るブラジルは前々回大会の絶対的エース・ネイマールのような存在が現れず、入賞を逃した前回大会に続き、4位と、まだまだ開催までの期間はあるにしても、オリンピックに向けて不安を残す結果となっている。

MVPは個人的にはジョバンニ・シメオネかアンヘルコレアになると予想。
個人成績については今後更新予定です。
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