2015アジアカップ 日本と同グループ・イラクの若手選手ピックアップ


2015年の年が明けると待っているのは、規模注目度ともにアジア最大のサッカー大会ともいわれるアジアカップ。そのグループステージがスタートする。
開催地はオーストラリアで、出場する16国アジアの頂点を、またコンフェデレーションズカップの出場権を手にするために鎬を削るこの大会は、熱いものになることが期待される。

そんなアジアカップで
日本代表と同じグループにいるイラクは
2007年には優勝を果たし、前回大会の2011年にはベスト8まで残った中々侮れない相手。
この国には20歳になる前からA代表デビューを果たし、場数を踏んでいる若手選手が多い。
そんな中から、気になる選手をピックアップして、簡単に紹介。

No.23 ヤセル・カシム Yaser Kasim 23歳  CDM、CM

スウィンドン(イングランド3部)
過去にはトッテナムの下部組織に在籍し、現在はイングランド3部で戦っている。
状況判断の良さと組み立て力を持ち合わせ、中盤でフリーでポールを受ける機会をうかがっては、ドリブルや正確なショートパスのゲームメイクで、イラクの攻撃の舵取り役を担う選手。
若干粗さはあるもののアグレッシブなタックルでしっかり守備貢献もする。






No.6 アリ・アドナン Ali Adnan 21歳  LB 、LM

リゼスポル(トルコ)
この年代のアジア人選手の中では今現在では頭一つ抜けているイラクの超有望株。
186と高さがあり、スタミナ、スピード、パワー三拍子で優れているアスリートタイプ。
ロングレンジから強烈なシュートを頻繁に叩き込み、また無回転シュートも撃てる。
また、ボールコントロールのテクニックはサイドバックのものとはかけ離れていて、まるでウインガーのよう。
とにかく絶対にフリーにしてはいけない怖い選手。
アジア大会ではU-21日本代表を沈める直接フリーキック、A代表・アジアカップ出場予選もゴールを決めており、イラクの切り札的な存在。

公式HPではイラクの一番のキープレーヤーに名前が挙がっている。
2012年にA代表デビューを果たしたアドナンは2013年のアジア最優秀若手選手賞を受賞した。
この若いDFは(イラクの)主力選手としてとして自身初のアジアカップを望むことになるだろう。
 選手詳細
soccerway.com

 

 

 

No.11 アフメド・ヤシン Ahmed Yasin 23歳 RM RW


エレブルー(スウェーデン)
スウェーデンリーグでプレーし、中堅チームのエレブルーで29試合2ゴール5アシストの記録を残していて、主力選手といった立ち位置にいる。
こちらも185と大柄な体格。
優れたボールコントロール&トリッキーな足技をふんだんに織り交ぜた、力のあるドリブルをガツガツ仕掛けていくタイプ。

公式HPでアジアカップのイラクのキープレーヤーの一人としてアリ・アドナンとともに名前が挙げられている選手で、アジアカップ出場予選ではアリ・アドナンとともに左サイドの脅威になって勝利に貢献し、本戦でも彼と同じサイドでプレーする可能性もある要注意なサイドアタッカー。

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