トップへの第一歩? イングランド下部で開花する若き才能 Apprentice of the Yearの候補者が発表


イングランド下部で開花する若き才能 Apprentice of the Yearの候補者が発表



サッカー界トップクラスの豊富な資金力を持ち、上位チームはトップクラスのスター選手を揃え、下位チームでも代表クラスが軒並み名を連ね、豪華さでいえば世界一といってもいいイングランドプレミアリーグ。

若手選手と絡めてみると
スター選手、代表クラスが集結しているという事情から、層の厚さが半端ないプレミアリーグでは10代のうちからトップチームで活躍している選手はほんの一握りであり、国内・イングランド人の10代の若手選手は出場機会がある程度もらえるような、2部リーグをはじめとする下部リーグでその第一歩・ブレイクの足掛かりをつかむ例も多い。

たとえば、CLバルセロナ戦で大活躍したマンチェスターシティの守護神、ジョーハートはそのプロキャリアの第一歩を17歳・当時4部のシュルーズベリーでスタートさせ
現アーセナルのオックスレイド=チェンバレンは当時3部だったサウサンプトンでアーセナル移籍の足掛かりをつかんでいる。

またプレミアリーグからのレンタル修行先としての役割も担っており、今年ブレイクしている英代表FWハリー・ケインは数年前まで2部、3部へのレンタルで経験を積んでいた。



そんなイングランド下部リーグには、上々のキャリア第一歩目を踏み出したプロ一年目の若手選手に贈られる
Apprentice of the Year(見習い選手オブザイヤー?)という賞がある。
イングランド2部~4部でプレーするキャリア一年目の10代選手たちがその対象になっており、今シーズン2014-15の受賞候補選手3名が発表された。


ルイス・クック  Lewis Cook

1997年生まれ MF リーズユナイテッド(2部)

2014-15年シーズンは開幕からほぼ全試合に出場しており、時折見せる高いパフォーマンスはサポーターや監督をうならせるほどで、リーズの出身選手ファビアン・デルフ(現アストンビラ)やジェームス・ミルナー(マンチェスターシティ)に続く存在として期待されている。
リーズの新星MF ルイス クック Lewis Cook

フレッド・オニエディンマ Fred Onyedinma

1996年生まれ MF  ミルウォール→ウィコム(4部、レンタル)

英4部のウィコムは現在リーグ上位につけており、その攻撃の軸を18歳でになっているのがこの選手。2月の月間最優秀選手賞を受賞するなどそのパフォーマンスは十分。

ジョー・ゴメス joseph "Joe" gomez

1997年生まれ DF チャールトンアスレチック(2部)

シーズン後半にかけて徐々にレギュラーメンバーに入りつつある。
フィジカルコンタクトの激しさならプレミアにも負けず劣らずという過酷な環境のイングランド2部で、渡り合えるフィジカルを17歳にして備え、素材としてはピカイチなCB。
イングランドの次世代CB DF ジョー・ゴメス joseph "Joe" gomez



受賞者の発表は4月19日とのこと。
上場のプロ第一歩目を踏み出し、才能を開花させようとしている彼らが果たして今後どこまでステップアップ出来るのか...
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