2014-15年シーズンのプレミアリーグが終わりに近づくころに、イングランドサッカー関係者によって選出され、シーズンを通してインパクトを残した選手・監督に贈られるプレミアリーグ年間最優秀賞の受賞者たちが発表された。
監督賞はジョゼ・モウリーニョ
選手賞は、エデン・アザール
若手選手賞ハリー・ケイン
となっている。
世界最高峰のリーグの賞だけあってかなりの注目度を集めているその裏で、プレミアリーグの各クラブが自ら独自に設け、ファン投票などそれぞれの基準で選出する、クラブ内の年間最優秀選手賞の受賞者が続々と発表されている。
例えばマンチェスターユナイテッドは2015年クラブ最優秀選手賞として4部門を設けている。
Congratulations to all the #mufcpoty awards winners. BYE! pic.twitter.com/A2yFqDIKPG— Manchester United (@ManUtd) 2015, 5月 19
各クラブが独自に選出している賞は種類が様々ある中で、ほとんどのクラブに共通して設けられているのが
若手・アカデミー部門の年間最優秀選手
この賞の受賞者にはプレミアの第一線で活躍した選手もいる一方で、ほとんど姿を見ることが出来なかったものの、身近にプレーを見ているファンやクラブ関係者から注目と期待を集めた、若手・アカデミーの選手も選ばれている。
そんな中から確認できた受賞者を簡単に紹介。
チェルシー
年間最優秀若手選手賞
クル・ズマ Kurt Zouma
1994 DF フランス
最優秀ユース選手賞
ドミニク・ソランケ Dominic Solanke
1997 FW イングランド/ナイジェリア
今シーズンの CLグループステージのマリボル戦でチェルシー史上最年少でのCLデビューを飾りトップチームへの第一歩を踏み出しているチェルシーユース有望株の一人。主な活躍の場としているアンダー世代のカテゴリ、UEFAユースリーグではエースストライカーとして12ゴールを挙げてチームを初優勝に導き、自身は得点王に輝き、U21プレミアはチーム内得点王となり、2014-15年シーズンは公式戦で28試合25ゴールとゴールを量産した。
Congratulations to Kurt Zouma, who is our Young Player of the Year! #CFCPOTY pic.twitter.com/cr249IjOu1— Chelsea FC (@ChelseaFC) 2015, 5月 26
Ini dia Dominic Solanke, Academy Player of the Year kita! #CFCPOTY http://t.co/bbfHTUAEgt— Chelsea FC Indonesia (@chelseafc_indo) 2015, 5月 27
マンチェスターユナイテッド
U18部門
アクセル・ツアンゼベ
Axel Tuanzebe
1997 DF イングランド/コンゴ民主共和国
コンゴ民主共和国国籍にルーツを持つ1997年生まれのCB。U18チームではキャプテンを務め、現在は飛び級し、U21プレミアリーグを主戦場にしている。
U21部門
アンドレアス・ペレイラ
Andreas Pereira
1996 MF ベルギー/ブラジル
2012年にオランダ・PSVからやってきたベルギー生まれのアタッカー。ブラジル国籍も持っていて、最近はU20ブラジル代表でプレーしている。
今シーズンにプレミアデビューを飾り、下部組織の選手の中でもひときわ注目を集めている若手。
Well done to United's U18s Player of the Year, Axel Tuanzebe! #mufcpoty pic.twitter.com/UFBaxnlCtJ— Manchester United (@ManUtd) 2015, 5月 19
Kamu memilih Andreas Pereira sebagai Player of the Year U21 - congratulations, Andreas! #mufcpoty pic.twitter.com/yyCuNDCRIV— Manchester United (@ManUtd_ID) 2015, 5月 20
リバプール
最優秀若手選手賞
ラヒーム・スターリング
Raheem Sterling
1994 FW イングランド
最優秀アカデミー選手賞
ジョアン・カルロス・テシェイラ
João Carlos Teixeira
1993 MF ポルトガル
ポルトガルからリバプールに来て3シーズン目を迎えるウィンガー。これまでU21プレミアやリザーブでプレーしてきた中で、2014-15年は2部ながらいよいよ実戦経験を積むチャンスが舞い込み、レンタル先の英2部ブライトンでは本格的に出場機会を掴み32試合に出場、リーグ戦5G3Aの成績を残した。
The Young Player of the Year award goes to Raheem Sterling #LFCPlayersAwards pic.twitter.com/gsg7rw034H— Liverpool FC (@LFC) 2015, 5月 19
The winner of the #LFC Academy Players' Player of the Year goes to João Carlos Teixeira #LFCPlayersAwards pic.twitter.com/ETgesleZLp— Liverpool FC (@LFC) 2015, 5月 19
サウサンプトン
マット・ターゲット Matt Targett
1995 DF イングランド
ルーク・ショー、カラム・チャンバースと下部組織出身の2人が抜けたところに、これまた下部組織から引き揚げられたサイドバック。イングランドU21に招集経験がある。2014-15年のプレミアリーグでは2度のスタメン出場を含め6試合に出場、カップ戦では多くの出場機会を貰っていて、今後の成長次第ではサウサンプトン下部組織出身選手の優秀さを証明してくれる一人になるかもしれない。
ストーク
オリバー・シェントン Oliver Shenton
1997 MF イングランド
— サウサンプトンFC (@SouthamptonFCJP) 2015, 5月 21
REACTION | Young Player of the Year: @ollishenton speaks to our YouTube channel after winning the Young Player Award https://t.co/ofSlZP7Iho— Stoke City FC (@stokecity) 2015, 5月 19
エバートン
ジョン・ストーンズ John Stones
1994 DF イングランド
The winner of our 2014/15 Young Player of the Season award - sponsored by @almadecuba - is... John Stones! #EFCawards pic.twitter.com/WgZgdt0uNF— Everton (@Everton) 2015, 5月 20
ウェストハム
最優秀若手選手賞
リース・バーク Reece burke
1996 DF イングランド
シーズン終盤にプレミアデビューを飾り、18歳というプレミアリーグのDFの中ではかなり若い年齢でのスタメン起用も何度かあった、ウエストハムの次世代CB。ディラン・トンビデス賞(最優秀アカデミー選手賞)
リース・オクスフォード Reece Oxford
1998 DF イングランド
HOTY: The third winner of the evening is @Reeceburke5, who is named Young Hammer of the Year! #HOTY2015 pic.twitter.com/2cBZ2faoqI— West Ham United FC (@whufc_official) 2015, 5月 6
#HOTY2015 @whufc_official The winner of the @Dylantombides Award is @england U17 captain @Reeceoxford_ pic.twitter.com/rtkg8CEiNO— Indonesia Hammers (@HammersIDN) 2015, 5月 6
ウェストブロムウィッチ
アディル・ナビ Adil Nabi
1994 FW イングランド
レスター
ジェフ・シュルップ Jeff Schlupp
1992 DF ガーナ
降格圏をさまよっていた苦しい時期、そこから一転して終盤に巻き返し、そして見事な残留を果たした昇格組レスター、そのサイドバックや時にはウイングまでこなし、不動の左サイドプレーヤーとしてシーズンを戦い抜いた若手ガーナ人。— West Bromwich Albion (@WBAFCofficial) 2015, 5月 21
— Leicester City (@OfficialFOXES) 2015, 5月 18
サンダーランド
コナー・ウィッカム Connor Wickham
1993 FW イングランド
アストンビラ
ジャック・グリリッシュ Jack Grealish
1995 MF アイルランド
FAカップファイナルまで進んだアストンビラ。ここまでたどり着く中で最大の難敵だった準決勝のリバプール戦で大活躍し、躍進の原動力になったウインガー。プレミアリーグでは途中出場が多いながら、19歳という年齢で17試合に出場し、クラブからの期待度は中々のもの。
— Sunderland AFC (@SunderlandAFC) 2015, 5月 12