ヨーロッパサッカー今節最高の若手  シャルケの次なる逸材①リロイ・サネ 左サイドのスペシャリスト②ラファエル・ゲレイロ




 シーズン中盤に入り、CLの決勝トーナメントがスタート。また各国のリーグは優勝争いはもちろんのこと、限られたCL・ELの枠、またその反対の降格圏のチームの争いにも目が離せない。

シーズンもここまで来るとさすがにチームにも疲労の色が見え始め、怪我で離脱する選手が増える、またその分チームのレギュラーメンバーのローテーションの中に、若手選手といった新戦力がその穴を埋めるために割って入る機会も増える。
そんなヨーロッパの主要サッカーリーグで今節出場した若手選手の中から、チームの勝敗を左右するような目立った活躍した人物をピックアップし、個人に焦点を当てて紹介。

今回紹介するのは

リロイ・サネ Leroy Sane

ラファエル・ゲレイロ Raphael Guerreiro





リロイ・サネ 19歳 ドイツ シャルケ MF

1Goal 79分出場

アウェイで勝利し、勝ち上がりにあと一歩のところまで追いつめたレアルマドリー戦で圧巻のパフォーマンスを見せた19歳は、3月14日アウェイに乗り込んだヘルタベルリンとの一戦で
怪我で離脱中のチームのエース・シュポ=モティングの代役としてCFのポジションで自身初のブンデスリーガ先発出場を果たす。
その前半40分
味方とのパス交換で前進しつつボールを受けると、ペナルティエリア左端からドリブルで侵入、ゴールエリア手前まで一気に切れ込むもDFに囲まれ、GKも迫る中で選んだ次の選択は技ありのループシュート。相手を巧みに打開しゴールへ流し込んだ。

この試合ではボールを持ったら一対一を仕掛ける積極性やシュートを打っていく姿勢を見せ、79分までプレー。
試合は2-2のドローという結果になっている。


ラファエル ゲレイロ 21歳 ポルトガル ロリアン MF

1Goal フル出場



リーグアンの下位チーム所属ということでスポットライトが当たらないながらも、20歳で既にポルトガルA代表デビューを果たしており、ポルトガル人、そしてリーグアンで最も有望な若手の一人として挙げられるラファエル・ゲレイロ。
今シーズンはサイドバックよりも前の左サイドハーフでの出場が増え、時にはウインガーまで任されることもある左サイドのスペシャリストは、リーグアンではここまで6ゴール3アシストと、主にサイドからのチャンスメイクやドリブル、時にはゴールで抜群の攻撃センスを発揮している。
ただ、所属するロリアンは現在、降格圏がすぐ背後に迫り、苦しいシーズンを送っている。
そんな中3月14日、同じく降格圏手前にいるカーンとの一戦。ゲレイロにとっては古巣対決となった試合で、左サイドハーフで先発出場。
前半42分に左サイドからペナルティエリアへのカットイン、そしてシュートまで持ち込むというお得意のパターンから先制点をマークするなど
サイドスペースを何度も攻め上がり、サイドアタックの軸として活躍したゲレイロの働きもあり
試合は2-1でロリアンが勝利している。
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